赤チンとヨードチンキの違い

赤チンとヨードチンキの違い

赤チンとヨードチンキの違い

- 概要 -

赤チンもヨードチンキも消毒をするために使われるものだが、中に入っている成分に違いがあり、安全面にも違いがあると言える。

- 詳しい解説 -

赤チンもヨードチンキも同じものだと思っている人がいるが、用途は同じであっても中に入っている成分は違うものである。

赤チンはちょっとした傷口などに塗るものであり、マーキュロクロムと呼ばれる水銀が含まれるもので作られている。水銀は身体に悪いものとして有名だが傷口に少し塗るぐらいではそれほど有害性はない。ただ大けがをした時などに大量に使うのであれば赤チンは使わないほうが良い。

それに対してヨードチンキも傷口に塗るものだが成分が全く違う。赤チンのように有害物質は使われておらず、ヨウ素とヨウ化カリウムをアルコールに溶かして作られているもの。大量に使うことがあったとしても身体には悪い影響を与えることはない。赤チンとは違い安心して傷口に塗ることのできる消毒液である。