- 概要 -
物事を理解する場所という意味では同じだが、どう理解しているのかが頭と心では違っている。頭は論理的な理解をするのに適した場所であり、心は感情的な情を理解するのに適した場所である。
- 詳しい解説 -
頭と心とは物事を理解するうえで重要な場所であり大きな意味では同等扱いをされている。だがどう理解しどう表現できるのかという点では双方は全く違っている。
頭は勉強をすれば誰でも同じ結果になるようなことを理解する場所である。例えば「1+1」が「2」というのは頭で理解する部分であり、法則さえ理解していれば誰でも同じ「2」という結果を出すことができる。論理的なものの考え方ができるのも頭であり頭は人間観の秩序をもたらすのに大いに役立っている。
それに対して心は、頭と同じように物事を理解する場所だがいくら勉強をしても心での理解度はあまり変わらない。さらに言えば同じ問いに対しての答えが人によって変わってくるものであり解は一つだけということはないのも違いの一つである。