いじけるとすねるの違い

いじけるとすねるの違い

いじけるとすねるの違い

- 概要 -

いじけるとは素直な感情を前に出しているがために縮こまってしまう状態を指し、すねるは素直な感情を前に出せずに後ろ向きな態度をとってしまう状態を指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

いじけるもすねるも気持ちが後ろ向きになってしまっている状態を指しているが、その人の感情が素直に出ているのか出ていないのかに違いがある。

いじけるとは素直な感情を前に出しているために縮こまってしまう状態のこと。語源としては寒さに耐えられずに身体を震わせて縮こまるというところからきている。その状況下にいるからこそ自然とそういった態度をとってしまう。環境が変わればいじける状態からは解放されるともいえる。

それに対してすねるとは素直な感情を前に出すことができずに、後ろ向きな態度をとってしまう状態のこと。すねている人は何かしらに不満がある場合が多く、そのことに気付いてもらえなかったから反抗的な態度をとってしまう。子どもが一番すねるという態度を取りがちだがこれは人に対しての甘えの部分もあるためである。