- 概要 -
イデオロギーとは観念的に人間の行動について考えることであり、哲学とは命題がありそれに対しての答えを追求していくことという違いがある。
- 詳しい解説 -
イデオロギーも哲学も何かについて考えることではあるがその何かの方向性に違いがある。
イデオロギーとは観念的に人間の行動について考えることである。社会思想であったり政治思想もイデオロギーに含まれた考え方。集団的に考えるものなのでその場所の世界観を捉えるときに使われる場合もある。例えば現在この国では王を崇拝するのが当たり前になっているのも、その場所でのイデオロギーといえるので王を罵倒すれば目を付けられやすくなる。
それに対して哲学とは命題がありそれに対しての答えを追求していくこと。イデオロギーとは違い答えを追求するのは個人のため、同じ命題に取り組んでいても違う答えが出ることがあるが、だからといって非難されることはない。哲学は個人の問題だからである。