稲ともち米の違い

稲ともち米の違い

稲ともち米の違い

- 概要 -

稲とは種類ではなく米になるまでの途中の状態のことを指し、もち米とは稲が育った後にできるもののことを指すという違いである。

- 詳しい解説 -

稲ももち米も田んぼでできるものだがどこまで成長したのかに違いがある。

稲とは米が育ってきた途中の状態のことを指す。まだ花は咲いていない状態でこれから花ができて実ができるという成長過程を踏む。薄い黄土色をしている。

それに対してもち米とは稲が成長して実になった状態のことを指す。またもち米の稲のことはもち稲と呼んだりもするのでもち米は稲の状態の時もあるが、稲は必ずしももち米になるとは限らないと言える。もち米はもち米とよく混同されるのはうるち米(一般家庭でよく食べられている米のこと)だが稲の状態からどうやって育つかが違っている。もち米は稲になると次にアミロペクチンと呼ばれるでんぷんのみが身に貯められて成長するというのが特徴。またもち米は精米して炊き上げるとうるち米より粘り気のあるものになる。