違反と違背の違い

違反と違背の違い

違反と違背の違い

- 概要 -

違反とは国が定めた物事や会社同士の決めた物事に反した行動をとることを指し、違背とは当事者同士が決めた物事に反した行動をとることを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

違反も違背も基本的には同じ意味。どちらも決まり事を破る行為をしている人のことを指している。だが誰が決めたことなのかに違いがある。

違反とは国が定めた物事や会社同士の決めた物事に反した行動をとった場合に使われる言葉。例えば国がここでは駐車をしてはいけないという標識をつけているにもかかわらず車を止めることは違反といえる。また会社同士の場合だと、今回の話は社外に漏らしてはいけないという契約を結んだにもかかわらず、知り合いに相手の会社の話をしてしまうことも違反に含まれる。

それに対して違背とは当事者同士が決めた物事に反した行動をとることを指す。例えば会社に属している社員に対して先輩社員が明日は遅刻するなよといった言葉を無視して遅刻した場合は違背にあたる。