- 概要 -
イメージとは対象の物や人がどういうものなのかを個人的に考えることであり、印象とは考えるのではなく直感的なものという違いがある。
- 詳しい解説 -
イメージも印象も本人とは無関係なものになることが往々にしてあるものである。例えば思春期の男の子が年上の女性を見て妄想することは実際のその女性とは何ら関係がないということに近い。だがイメージと印象では頭で考えているのか心で考えているのかに違いがある。
イメージとは対象の物や人を見て、過去の自分の経験則からきっとこういうものだろうと想像することである。そのため人によっては同じものを見ていても全く違うイメージを持つことがある。例えば黄色の鳥を見ても若い世代では単なる鳥にしか見えないが戦争経験者層の年代であれば別の見方ができるなど。
それに対して印象とはイメージのように記憶であったり何かを考えたりするものではなく、直感的に感じたものである。印象でよく使われるのが第一印象だがこれもパッと見で感じたことに過ぎない。