押すと捺すの違い

押すと捺すの違い

押すと捺すの違い

- 概要 -

押すも捺すもハンコを押すときに使われる言葉。押すは記名の後に押したりなど幅広いものに使われるが、捺すは署名の後に使われるものという違いがある。

- 詳しい解説 -

押すも捺すもどちらも同じ「おす」なのだが何に対してハンコを「おす」のかに違いがある。

押すは通常のハンコを押すときに使われる言葉である。100円ショップなどで売っているハンコを使う場合もこの「押す」を使う。契約書などでハンコを使うが記名のみの場合に用いられる。

それに対して捺すは署名の後に使われるものである。署名は記名よりも重要度が高いものなので、ハンコも「押す」範囲内のハンコではなく誰でも簡単には手に入らないようなハンコを使う。もちろん100円ショップで売っているようなハンコは「捺す」ときには使えないので、ハンコ屋に行って専用のハンコを購入する必要がある。そのため手彫りのハンコを使うことになるので「捺す」用のハンコは他の人とは違う形のハンコになることがほとんどである。