墜ちると堕ちるの違い

墜ちると堕ちるの違い

墜ちると堕ちるの違い

- 概要 -

墜ちるとは墜落するときなど上から下に物質的に墜ちるときに使われる言葉だが、堕ちるは物質的ではなく精神的に上から下に堕ちることを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

墜ちるも堕ちるも上から下におちるときに使われる言葉だがどういった意味でおちるのかが違っている。

墜ちるとは物質的に何かがおちるときに使われる。例えば「飛行機が墜ちる」「建物が崩れて墜ちてくる」など。目に見える何かが崩壊している時に使われるため、いい意味では使われることはない。

それに対して堕ちるは物質的ではなく精神的におちる場合に使われる言葉。例えば「聖人君子のような人が外道に堕ちる」といった風に、いいものだった人が何かがきっかけで悪いものになってしまったという意味合いである。また「堕天使」という言葉にも使われているように「堕ちる」は「堕落する」という意味が強い。ただし建物が墜ちてきた結果その人が堕ちることになるということは十分にあり得るので意味合いとして通じるものはある。