及びとかつの違い

及びとかつの違い

及びとかつの違い

- 概要 -

及びとは並列なものを繋げるときの接続詞として使われる言葉だが、かつは並列なものをつなげる場合もあれば「さらに」という意味で使う場合もある言葉という違いがある。

- 詳しい解説 -

及びもかつも接続詞であることには違いないが、どういった時に使われる接続詞なのかに違いがある。

及びは並列的なものや併合的なものを繋げるときに使われる接続詞である。例えば「このみかん及びりんごは…」や「彼及び彼女は…」といった具合である。この時、前後に出てくる固有名詞や人物は対等な関係であることが前提とされる。

それに対してかつは及びと同じ意味合いで使われることもあるが、それ以外にも「さらに」という言葉と同じ意味合いも持った接続詞である。また並列的なものの中でも特に強調したいものがある場合にも使われる。例えば「このみかん、りんご、かつバナナは…」のような具合である。かつがはいることで及びとは違う空気の流れができ、例題のバナナを印象付けることができる。