- 概要 -
絵画とは自分の気持ちを表現するものの一つのことを指すが、デザインは狙っている層に受け入れてもらえるようなものを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
絵画もデザインも絵で表現されることが多いが、どういった意図を持って作ったのかに違いがある。
絵画とは自分の気持ちを表現するものの一つである。アートと呼ばれるジャンルに含まれ、絵を描くことを指す。基本的に絵画で生計を立てている人は、一枚の絵画に自分の思いをぶつけて表現している。買う人の気持ちに立って描くものではない。そのため購入者は絵に惹かれて買うというよりは描いた人を気に入って買うことの方が多い。
それに対してデザインとは絵画のように自分の思いを表現するための物ではなく、購入者、使う人が気に入るようなものを提案するものである。奇抜なデザインを施す人もいるがそれを気に入ってくれる人がいると想定しているのであればデザインといえるが、気に入ってくれる人がいるかはわからないと思って作っているのであれば、それはデザインではなく絵画と同じジャンルになってしまうという違いがある。