海草と水草の違い

海草と水草の違い

海草と水草の違い

- 概要 -

海草とは海の中で育つ草のことで、根、茎、葉をつけるもののことを指すが、水草は元々は地上で育っていた植物が水の中に逃げてきて育つようになったものを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

海草も水草も水の中で育つ葉っぱのことを指しているがどういった経緯でそこで生息しているのかなどに違いがある。

海草は海の中で育つ草のことである。多くは深い海の底にある土の中で根を生やし、茎をつけて葉をつけるものが多い。地上の植物と同じように光合成で自らを成長させることができるが、中には海中にある栄養塩をとりこんで自らを成長させることができる海草もある。

それに対して水草とは海草のように深い海の中ではなく淡水で成長する植物である。もともとは地上に根を生やしていた植物だったが種が流れて水の中に落ち、そこで進化を遂げたものともいわれている。水草の方が海草に比べると茎も葉も細いものが多く水槽の中に入れたりするのも水草の方である。