- 概要 -
乾燥剤は空気中の水分を吸い込んで水気をなくす働きをするが、湿気採りは空気中の水分を取り込んで自分が水になるという違いがある。
- 詳しい解説 -
乾燥剤も湿気取りも空気中の水分を取る役割の物質だが何でできているのか、どうやって水分をとるのかに違いがある。
乾燥剤は空気中の水分を乾燥剤が吸い込み自分の中に閉じ込めるものである。そのため乾燥剤は中に入った水分を乾かしてしまえば、再利用することもできる。またシリゲルと言われる土でできているものや石灰でできているものなど自然界にあるもので作られていることが多い。
それに対して湿気取りは空気中の水分を吸い込んで自分が水に変化するものである。乾燥剤は乾かせば再利用できたが湿気取りは水に変化してしまっているので、たまった水を捨てる必要があり再利用することもできない。また塩化カルシウムでできているので、水になったらすぐに捨てた方がいい。