- 概要 -
気化とは液体だったものが気体するもののことを指すが、蒸発とは液体だったものが自然と気体化することを指し気化に含まれるものの、気化には他に沸騰も含まれるためイコールではない。
- 詳しい解説 -
気化も蒸発も液体だったものが気体化することを指すがどうやって気体化するのかに違いがある。
気化とは液体だったものが気体化するすべてのことを指している。気化するには様々な方法がある。例えば自然と気体化することもあれば、強い熱を加えて液体を気化させることもある。気化には蒸発と沸騰という方法の二つがある。
それに対して蒸発とは気化をする方法のひとつ。蒸発は基本的に自然と液体が気体になることを指す。水滴になったものを数時間置いておくと、気が付くと水滴がなくなっていたというのは蒸発したためである。ただし液体を沸騰させた結果、液体が蒸発して気化するというような言葉の使い方もあるので沸騰と蒸発も関わり合いが強い言葉と言える。また蒸発は気化といえるが気化は蒸発だけではないということでイコールとは言えない言葉である。