客観と俯瞰の違い

客観と俯瞰の違い

客観と俯瞰の違い

- 概要 -

客観とは第三者の立場に立って物事を見ることだが、俯瞰とは自分でもなく第三者でもなく全体を見ることを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

客観も俯瞰も自分の視点じゃないところから物事を見ることだがどこから見ているのかに違いがある。

客観は第三者の立場に立って物事を見ることである。自分はこういう行動をとったが、それは他人から見るとどういう行動に見えていたのだろうかと考えたり、店を経営してみたが客から見るとどういう店に見えているのだろうと考えたりすることが、客観的視点と言える。つまり客観は他人から自分(または自分の作ったもの)を見ることを指す。

それに対して俯瞰とは自分でもなく第三者でもなく全体を見ることを指す。この全体というのは、自分も第三者も含めた状態で物事を把握すること。もともと俯瞰は上空にいる鳥の目で見たもののことを言っているので、高い視点から全体を見渡すという意味がある。