狂牛病とBSEの違い

狂牛病とBSEの違い

狂牛病とBSEの違い

- 概要 -

狂牛病とBSEは全く同じ意味の言葉である。ただし、狂牛病は正式名称ではなく造語。BSEの正式名称を日本語で言うと牛海綿状脳症という言葉になると言う違いがある。

- 詳しい解説 -

狂牛病もBSEも全く同じ意味の言葉であるが狂牛病は日本でしか通じない造語という違いがある。

狂牛病は脳内組織にウイルスが入り込むことで、牛が異常な行動をとったり運動が全くできなくなったりしてしまう病気のこと。人間側から見ると牛が狂ったように見えたためにこの名前が付けられた。一番初めに狂牛病と認められたのは1986年のイギリスの牛である。日本では2001年9月に狂牛病にかかった牛が現れている。

また狂牛病は造語だがBSEの正式名称はBovine Spongiform Encephalopathyであり、日本語に変換すると牛海綿状脳症という病名になる。だが牛海綿状脳症という名前と狂牛病がイコールだと思っている人は意外と少ないのも事実である。