- 概要 -
狭心症は冠動脈の血管が狭くなり、心臓へ一時的に酸素が入りにくくなることを指すが、心筋梗塞は冠動脈からの血がほとんど流れなくなり心臓の一部が死んでしまうことを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
狭心症も心筋梗塞も血管の圧縮によって心臓に負担をかける症状のことを指すが、症状の重さに違いがある。
狭心症は冠動脈の血管が狭くなり心臓へ一時的に酸素が入りにくくなることを指す。酸素が入りにくくなるため息苦しくなったり、あごやみぞおちなどにも痛みを訴える人もいる。激しい運動をしたり興奮したりすると引き起こしやすい。だが狭心症は安定型と不安定型があり安定型の場合は心臓に負担がかからないように生活をしていれば問題はない。
それに対して心筋梗塞は冠動脈からの血がほとんど流れなくなり、心臓の一部が死んでしまうことを指す。症状としては狭心症よりも重く発症してから30分以上たってしまうと死亡の確率が上がってしまうのですぐに病院に行った方がよい。