- 概要 -
切れ痔は校門のあたりが切れてしまって便に血が混ざることを指すが、血便は切れ痔の場合でも、大腸がんの場合でもなることがあるという違いがある。
- 詳しい解説 -
切れ痔も血便も肛門から便が出るときに血が付着するものではあるが、どういった理由で血液が付くのかに違いがある。
切れ痔は肛門のあたりが切れるために起こる症状のことを指す。便が肛門を通る際、普通であれば肛門が大きく開いて便を輩出するのだが肛門の収縮が悪くなり、無理やり便を排出しようとして肛門が切れてしまう症状。便を出した後は便にも血がついていたり肛門からぽたぽたと血が垂れることもある。肛門科に行くことで大抵の切れ痔は治すことができる。
それに対して血便とは便に血が混じって出てくることを指す。原因としては切れ痔の場合もあれば大腸がんの場合もある。見分け方としては切れ痔の時のようにぽたぽたと肛門から血が垂れることもなく、便に赤黒いねばりっけのある血がついているということ。また便が柔らかくなっている可能性が高い。