均等と平等の違い

均等と平等の違い

均等と平等の違い

- 概要 -

均等とはそこに属するもの全員の平均値にならしたもののことを指すが、平等とは全員が全く同じ状態のことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

均等も平等も全部が同じという意味だが元々の状態がどうだったのかに違いがある。

均等とはそこに属するものの全員の平均ににならした状態を言う。つまり最初はみんなばらばらの状態だったが平均値をとって全員をその状態にしてしまうこと。例えば男女雇用均等法は男性社会だった日本は男性は採用するが女性は採用しないという風習があったが、男女雇用均等法によって男女という違いはあるものの雇用に関しては同じにしてしまおうというもので、こういった場合に均等が使われる。

それに対して平等とはバラバラだったことがなく、みんな全く同じ状態のことを指す。例えば一人の人間が生まれ命を授かることは平等であるという時に使われたり、人は平等に年を取っていくという時に使われたりする。