金融と経済の違い

金融と経済の違い

金融と経済の違い

- 概要 -

金融とはお金にまつわるすべてのことを指すが、経済とは金融を含めたお金のこと、お金に関する人の思考や行動パターンまで含めたものという違いがある。

- 詳しい解説 -

金融も経済もお金に関する事柄ではあるが、どの範囲のことを示しているのかに違いがある。

金融とは直接お金と結びつくことを指す。例えば生産関数などの財生産などは関係がなく金利など目に見えてお金が動く状態のものを金融という。そのため銀行などは金融機関と呼ばれている。また名目値として扱われている。

それに対して経済は金融を含む情勢のことを指す。直接お金にかかわることももちろんだが生産関数や人の感情なども経済には含まれている。生産関数は実際のお金ではなくどれだけのものを作ったかということなので、もしお金に変えたらどれだけの金額になるのかという予想値をもとに経済を支えている。また金融は名目値として扱われていたが経済は実質値として扱われているという違いもある。