くたびれると疲れるの違い

くたびれると疲れるの違い

くたびれると疲れるの違い

- 概要 -

くたびれるはずっと同じ状態が続いたために緊張感を保てなくなった状態を指すが、疲れるは身体などを酷使し続けたために本来の能力が全く出せない状態になっていることを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

くたびれるも疲れるも人間に対しても物に対してでも使う言葉ではあるが、若干のニュアンスに違いがある。

くたびれるはずっと同じ状態が続いたために緊張感を保てなくなった状態を指す。ただしこれは人間の場合である。物に対してくたびれるという言葉を使う場合には、例えば新品だった紙が使いすぎたためによれよれになってしまった状態のことを指す。

それに対して疲れるは身体などを酷使し続けたために、普段なら簡単にできるはずの作業さえも時間がかかってしまうことを指す。つまり本来の能力を出し切れない状態ということ。また物に対して疲れているという言葉を使用するときはくたびれるとは違い同じ意味で使うことができる。例えばインターネットを使いすぎて速度が落ちる状態などは、疲れていると言える。