- 概要 -
区分とはどうやって分けるのかの決まりごとはないが分けることに意味がある状態を指し、種別とは種類別に分けることを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
区分も種別も何かを分けることを指しているが、どう分けるのかに違いがある。
区分とは分けることそのものに意味があることを指す。つまりどう分けるのかという決まりはなく、分けている本人が自分の感覚で分ける。そのため違う区分のものであっても全く同じ状態のものも存在する。例えば土地を区分するなどに使われる言葉。
それに対して種別とは物事を種類ごとに分けることを指す。区別のように分けることそのものに意味があるのではなく同じ種類が違う場所に内容にすることが目的。例えば哺乳類と魚類を分けたり花を咲かせる植物と花を咲かせない植物に分けたりなどである。そのため違うまとまりの所に同じものが存在することはなく、もしあった場合は種別の仕方が間違えているということになる。