蛍光塗料と夜光塗料の違い

蛍光塗料と夜光塗料の違い

蛍光塗料と夜光塗料の違い

- 概要 -

蛍光塗料は紫外線を吸収し光を放つものだが、夜光塗料は光を吸収して貯蓄し、光を放つものという違いがある。

- 詳しい解説 -

蛍光塗料も夜光塗料も光を放つ塗料のことを指しているが、どういう状態で光を放つのかに違いがある。

蛍光塗料は紫外線を吸収し光を放つものを指す。そのため紫外線のない室内や夜になると光を放つことができなくなってしまう。また紫外線を当て続けておかないと徐々に光が薄くなっていくという傾向がある。

それに対して夜光塗料は光を吸収して貯蓄し、光を放つというものを指す。夜光塗料は蛍光塗料と違ってエネルギーを貯蓄することができるため、その場に吸収するためのエネルギーがなくなっても光を放つことができる。また夜光塗料は本来であればエネルギーを吸収しなくても自ら発行することもできたが、トリチウムといわれる放射線を使用しているので現在は使用することができなくなっている。そのため現在の夜光塗料は蛍光塗料と蓄光塗料が混ざっているものへと変わった。