官と公の違い

官と公の違い

官と公の違い

- 概要 -

官とは国家の機関であったり、そこで働く人のことを指すが、公とは公的機関のことを指し一般社会のことを指すため官よりも意味合いとしては広い範囲を示しているという違いがある。

- 詳しい解説 -

官も公も特定の場所を示しているのだがどういった場所を示しているのかに違いがある。

官とは国家の機関であったりそこで働く人のことを指す。つまり官は国のために尽くす人たちの場所や機関ということである。例えば役所や宮廷などの場所がそれにあたり、神官、代官、事務次官、教官なども官に含まれている。

それに対して公とは官とつくものもここに含まれているが、それよりも広義の意味で使われる言葉。公的機関のことで一般社会全体のことを指す。そのため一般企業に勤めている人も公に含まれているが官庁もここに含まれている。公になっている組織は全て「公」と呼べる。また公には秘密になっていたことを世間に知らせるという意味もあり、政治の裏金が公になったというような言葉の使い方もする。