交響曲と交響詩の違い

交響曲と交響詩の違い

交響曲と交響詩の違い

- 概要 -

交響曲とは小さなセンテンスがたくさん集まった曲だけで作られたもののことを指すが、交響詩とは曲の中に詩や物語、歴史などが言葉として入っているものを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

交響曲も交響詩もオーケストラで大勢の演奏家が集まって一つの曲を作るものだがそこに言葉が必要なのか必要じゃないのかに違いがある。

交響曲とは小さなセンテンスがたくさん集まり曲だけで構成されたものを指す。中には詩や歌などが入っている場合もあるが、必ず入れなくてはいけないものではないため、入っているのはごくわずかである。交響曲は小さなセンテンスで物語の切り替わりがあるがそれらは全て曲のみで表現している。

それに対して交響詩とは曲の中に詩や物語、歴史などの歌の部分を必ず入れなければならないもの。交響曲のように小さなセンテンスがたくさんあるのは同じである。また交響詩はリストが一番初めに確立させた技法だともいわれているため交響曲よりも後にできた様式といえる。