後進国と発展途上国の違い

後進国と発展途上国の違い

後進国と発展途上国の違い

- 概要 -

後進国も発展途上国も同じ意味の言葉である。ただこの言葉が使われていた時代が違う。後進国は1970年代までで、発展途上国は1980年代ごろから使われ始めた。

- 詳しい解説 -

後進国も発展途上国も意味としては全く同じである。経済がまだ整っていなかったり技術の革新が遅れていたりする地域のことを指している。ただ現在も開発途中なので今後はこの名前を脱出する可能性はあるのだが先進国がそれを許さない可能性は非常に高い。

後進国とは1970年代まで使われていた言葉。後進国には未開発の土地という意味だけではなく開発される可能性も低い国という言葉にも受け止められたため差別用語だと後進国に属する国々が苦言を言い、のちに名前が変わることになる。

それに対して発展途上国とは1980年代から新しく言いなおされた言葉。後進国が嫌だと言った結果の言葉である。発展途上国もしくは開発途上国と言われるようになった。この言葉にはこれから発展していくというポジティブな響きがある。つまり後進国と発展途上国の違いはどの年代に使われていたかということになる。