鋼製と鋳鉄製の違い

鋼製と鋳鉄製の違い

鋼製と鋳鉄製の違い

- 概要 -

銅製も鋳鉄製も鉄と炭素が合わさってできたもののことを指しているが、含まれている炭素の量に違いがある。より多くの炭素が含まれているのは鋳鉄製である。

- 詳しい解説 -

銅製も鋳鉄製も鉄と段祖が合わさってできたもののことを指しており、作り方としては同じである。ただ含まれている炭素の量に違いがあるために性質にも違いができている。

銅製に含まれている炭素は0.02〜2.14%ぐらいでありわずかにしか入っていない。だが鋳鉄製に含まれている炭素は2.14%以上であり「2.14%」というのが、銅製なのか鋳鉄製なのかの境界線になっている。ただ現場によってはこの基準値が前後することもある。

また炭素の量が多いとどういった性質の違いができるのかというと、炭素が多く含まれている方が物質が固くなるが折れやすい。そのため銅製に比べると鋳鉄製は固いのだが柔軟性には欠ける物質と言える。反対に鋳鉄製に比べると銅製は柔らかいのだが柔軟性にはたける物質でありどちらも一長一短である。