巻層雲と高層雲の違い

巻層雲と高層雲の違い

巻層雲と高層雲の違い

- 概要 -

巻層雲とはうす雲のことを指し、空全体に薄い雲がある状態をいうが、高層雲はおぼろ雲のことを指し、空全体に少し厚みのある雲がある状態という違いがある。

- 詳しい解説 -

巻層雲も高層雲も空にある雲がどういう状態なのかを指しているが、その状態に違いがある。

巻層雲とはうす雲のことを指し空全体に薄い雲がある状態をいう。「薄い」というだけあり本当にうっすらとあるだけなので日中であれば青空が見えたり、太陽ををまぶしく感じたりする。地上には日向と日蔭ができるほどで、ほとんど雲がない状態と変わらない。

それに対して高層雲とはおぼろ雲のことを指し、空全体に少し厚みのある雲がある状態をいう。巻層雲とは違い空を高層雲が覆っていると青空が透けて見えたりせず、太陽のある場所を見てもまぶしくは感じない。ただそこに太陽があるというぐらいの光は見ることができる。また地上に日向と日蔭の明確な境界線は見えず全体的に日蔭状態になるのが特徴である。