- 概要 -
購買者とは実際にお金を出して買う人のことを指しているが、消費者とは自分で買っているか否かは別として使っている人のことを指しているという違いがある。
- 詳しい解説 -
購買者も消費者もマーケット上では大事な位置にいる人のことを指しているが、買う人なのか使う人なのかに違いがある。
購買者とは実際にお金を出して買う人のことを指している。ただし購買者は買ったとしても使っている人なのかというとそこはイコールにならないことがある。例えば小学生の子どもがいる家庭において子どもが漫画の本が読みたいと言った場合、母親はその漫画を読まなかったとしてもお金を出して買うからである。この母親は購買者だが使う人ではないということになる。
それに対して消費者とは実際に使っている人のことを指す。ただし購買者とは反対で、実際にお金を出しているか否かは別問題である。先程の漫画の話を使うと消費者は子どもということになるが子どもはお金を出していないからである。