公文書と公用文の違い

公文書と公用文の違い

公文書と公用文の違い

- 概要 -

公文書とは役所などで公務員が作成する完成した文書全般のことを指すが、公用文とは公文書や私文書などの明確なとりわけはなく、また未完成であっても公用文に含まれるという違いがある。

- 詳しい解説 -

公文書も公用文も、国が関係しているものではあるが、誰が書いたのか、完成したものなのか、未完でもいいのかに違いがある。

公文書とは役所などに努める公務員が作成した文章全般のことを指す。また公文書と呼ぶにはその文章が最後まで完成されていることが必須である。

それに対して公用文とは公文書、私文書のどちらであっても関係なく、国家として管理されている文書のことを指す。公用文で重要なのは管理をし他の人の手には渡さないことなので機密文書である可能性が非常に高い。また公用文として保存されている文章は必ずしも完成された文章とは限らない。これは未完であっても重要な文章もあるからである。さらに公用文の中には偽造された文章だとわかっていても保管されているものもある。