国政調査と国勢調査の違い

国政調査と国勢調査の違い

国政調査と国勢調査の違い

- 概要 -

国政調査とは衆議院や参議院が国の政治について調査をすることを指すが、国勢調査は内閣総理大臣が国内の各世帯に向けて5年に一度行う調査のことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

国政調査も国勢調査も一斉に調査をすることを指しているが、誰が誰に対して調査をするのかに違いがある。

国政調査とは衆議院や参議院が国の政治について調査することを指す。これは日本国憲法第62条にも定められていることで、公になりづらい事件などを調査する権利が与えられているのである。これによって政治と金問題の真相を暴いたりと、行政を監視することができる。また国政調査は特に何年に一度行わなければいけないなどの取り決めはない。

それに対して国勢調査とは内閣総理大臣が国内にいるすべての世帯に向けて調査を行うものである。主に調べているのは国民の年齢や家族構成、職業などであり、5年に一度行うことが義務付けられている。また国勢調査で分かったことは国民に開示しており国民一人一人が自由に見ることができる。