国道と府道の違い

国道と府道の違い

国道と府道の違い

- 概要 -

国道とは国にとって必要不可欠な道路を指す。実際は、経済や文化の上で重要な都市を結ぶ道のみ国の管理下にあり、それ以外は他の行政区が管理する。府道とは大阪府や京都府が独自に管理する道路を指す。

- 詳しい解説 -

国道と府道の違いは基本的な管理元である。

国道には高速自動車国道と一般国道の2種がある。都道府県の県庁所在地や経済・文化の上で特に重要な都市を結ぶ幹線道路である。全てが国の管理下なのではなく、1桁か2桁の番号の国道とそれに準ずる重要度の高い3桁の番号を範囲とし、それ以外の国道は各地の行政区が管理を担っている。

府道とは大阪府や京都府が管理する道路である。平成23年に制定された「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律を整備する法律」により、道路法の中で府道の構造を府独自に定める事ができるようになった。そのため大阪府では府道に独自の道路標識の寸法などを定めており、京都府では自転車や歩行者の通行に配慮した独自の道を建設、管理している。