コニャックとバーボンの違い

コニャックとバーボンの違い

コニャックとバーボンの違い

- 概要 -

コニャックとは果実酒から造られた蒸留酒のブランデーの一種を指す。バーボンとは穀物を麦芽の酵素で糖化させ、発酵させたウイスキーの一種を指す。

- 詳しい解説 -

コニャックは果実からお酒を抽出するが、バーボンは殻物からお酒を抽出するという違いがある。

コニャックとは果実酒から造られた蒸留酒のブランデーの一種である。原料はユニブラン、コロンバール、フォリ・ブランシュという3種のブドウのみが許され、フランス南西部のコニャック地方で作られたもののみを指す。ストレートが香りを楽しめるが割り方によって香りや味が異なる。ワインのように高い糖分は必要でない。

バーボンとは大麦・ライ麦・トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化させ、発酵させたウイスキーの一種である。原料の穀物の中にトウモロコシ51%以上含んでいるものである。連続式蒸溜機でアルコール分40度以上、80度以下で蒸溜し、内面を焦がしたホワイト・オークの新樽でアルコール度数62.5度以下で最低2年以上熟成したものをいう。大麦麦芽などの全粒の穀物を主としたスコッチと同種である。