コンパウンドとワックスの違い

コンパウンドとワックスの違い

コンパウンドとワックスの違い

- 概要 -

コンパウンドとは液体やペースト状の車の補修用品であり、研磨によって仕上げる事を目的とする。ワックスとは固形クリーム状が多く、表面に油分をまとわせる事で保護する事を目的とする。

- 詳しい解説 -

コンパウンドとワックスの違いは研磨か塗装かである。

コンパウンドとは液体やペースト状をした車の補修用品を指す。傷や汚れ、表面研磨、仕上げの艶出しなどである。細かな粒子による研磨剤である。粒子の大きさにより用途が異なり、使い分けないと反対に傷を増やす事に繋がる。液体タイプはペーストタイプよりも微粒子がより小さいため鏡面仕上げに良い。研磨剤用のスポンジか磨き用クロスを用い軽く叩くようになじませてから磨く。

ワックスとは研磨でなく、あくまで表面上に油分をまとわせることで一時的に光沢を出し撥水効果で塗装面を保護し傷を隠すものである。コンパウンドが気になる部分だけの研磨であるのに対しワックスは塗り加えるものであり、基本的にはふき取り作業が必要となる。塗る作業に手間と時間がかかる。また持続性がなく夏場では熱に弱い。