支えると助けるの違い

支えると助けるの違い

支えると助けるの違い

- 概要 -

支えるとは対象者の自主性を考慮し、それに沿うように補助する事である。助けるとは対象者の自主性の有無に関わらず、他者の力が必要である。

- 詳しい解説 -

支えると助けるの違いは対象者の能力や自主性を考慮した上で、あくまでも対象者を補助するか全面的に支援するかである。

支えるとは何らかの行動を自力で行おうとしている対象者に対し、その補助的支援を行う事である。例えば生活を営む際に役割分担を行うが、不足部分を補う点は助けるでなく本来は支えるという表現で表す。自立を柱とした支援を指し対象者の意思を尊重する。

助けるとは対象者の限界に対して他者の力そのものをまるごと添える事によって成し遂げる事である。例えば生活を営む際に役割分担の一つが正常に機能しない場合、代わりに行う事を助けるという。支えるよりも一翼を担う位の助け方を指す。助ける場合、複数人が一つの物事に対して行う事を助け合いなどと表現する。