サルサとタンゴの違い

サルサとタンゴの違い

サルサとタンゴの違い

- 概要 -

サルサとはキューバの伝統的な音楽をベースとし、アドリブ形式でスタイルの種類が多い踊りである。タンゴとは1拍目と3拍目をアクセントとしたアルゼンチンタンゴを基本とし、ヨーロッパでのタンゴも根付いた踊りである。

- 詳しい解説 -

サルサとタンゴの違いは発祥地やアクセントの位置、スタイルである。

サルサとは「ソン」というキューバの伝統的な音楽をベースにジャズやロックなどの影響を受け、ニューヨークやプエルトリコで生まれたダンスである。男女で1組であり、アドリブで踊る形式である。ロススタイル、ニューヨークスタイル、キューバンスタイルの3種ある。ロススタイルは日本国内を含め最も一般的である。1拍目にアクセントを置く。ニューヨークスタイルとは2拍目にアクセントを置く。シャインと呼ばれる1人ステップがあるなど、社交ダンスに近い動きをする。キューバンスタイルとはキューバに連れて来られた黒人奴隷の宗教的な踊りの影響が強く、力強いステップや円を描くように回りながら踊る。

タンゴとは男女で1組であり、アルゼンチンで生まれたアルゼンチンタンゴと、ヨーロッパに渡った事で変化したコンチネンタルタンゴの2種ある。1拍目と3拍目で力強くアクセントを置く。ともにそれぞれのアクセントの拍数は決まっているが基本的にアドリブである点は共通している。