サンダーバードと雷鳥の違い

サンダーバードと雷鳥の違い

サンダーバードと雷鳥の違い

- 概要 -

サンダーバードとは雷を操る架空の象徴的な鳥類であり、ネイティブアメリカンによって信仰されている。雷鳥は、高山を生息地としながらも絶滅危惧種に指定された鳥類である。

- 詳しい解説 -

サンダーバードと雷鳥の違いは雷を操る架空の象徴的な鳥か、高地に実際に存在する鳥かである。

サンダーバードとは北米に住むネイティブアメリカンに信仰される霊鳥である。猛禽類であり、鳴き声や羽ばたきなど一挙一動で稲光や雷鳴をもたらすといわれている。ネイティブアメリカンの多くの部族に共通する伝説上の鳥であるが、部族によりその名前や詳細は異なりながらも指導者としての象徴ともされている。

雷鳥とは標高2400メートル以上の高い山や高緯度の地域などで実際に存在する鳥である。明治43年に保護鳥に指定し狩猟が禁止されたのち、大正12年に天然記念物とされ、のち絶滅危惧U類に指定されている。標高が高く、空気が冷えるため雷鳥の足は羽毛に覆われウサギの足に近い。