参拝と参列の違い

参拝と参列の違い

参拝と参列の違い

- 概要 -

参拝とは神社などにおいて正装で正式なお参りを行い、自身の願いを神という見えない対象物に届ける事である。参列とは葬式において正装でお参りを行い、亡くなった人に何らかを伝えるために会いに行く動作である。

- 詳しい解説 -

参拝と参列の違いは結婚式や祈願に際するめでたい時か、死者との別れを惜しむ葬式の時かである。

参拝とは神社や教会で儀式を行う際に礼装で赴く行動を指す。神社参拝は結婚式や厄除け祈願といった儀式を執り行うため儀式のランクによって初穂料という定額の金銭が発生する。また参拝は単なるお参りではなく、神職者を介在させた儀式である。より厳かな空気の中でお参りする事を指す。神社も教会も参拝者は自身の願いを神という見えない対象物に届けるためにお参りする。

参列とは主に葬儀の際に礼装で並び、順に故人との別れを惜しむ行動を指す。参列者は別れの対象のために並ぶ。ともに礼装は欠かせず、ある儀式を行い、人でない対象物に会い何らかを伝えるために行う動作を表す。