施行令と政令の違い

施行令と政令の違い

施行令と政令の違い

- 概要 -

施行令とは政令の一部であり、国会により法律で定められた事柄をより詳細に説明する決まり事を指す。政令とは内閣により決められた命令であり、地方自治などを促す政令指定都市などにて身近な決まり事を指す。

- 詳しい解説 -

施行令と政令の違いは内閣で定められた命令か、その中でさらに国会により定められた命令かである。

施行令とは政令の一部であり、国会により法律で定められた事柄をより詳細に説明する決まり事を指す。法律は大きな枠組みであり抜け道は多く存在するため、これを防ぐ効果を持つ。施行令は犯罪を防ぐための措置であるともいえる。

政令とは内閣により決められた命令である。例えば政令指定都市は政令で定められた人口50万人以上の市を指し、内閣によって地方自治をより確実に促す事で県で行っていた事柄を市単位で担う事の出来るようにする。県でなく市単位で動くことにより条例などを地域性を重視した地元密着型の決まり事のあり方が期待されている。両者はともに国による決まり事を示す。