- 概要 -
請負とは契約の合意により、ある仕事を依頼された人を指す。下請けとは請負のさらに下に請け負う人を指す。
- 詳しい解説 -
請負と下請けの違いは仕事において両者の合意のもとに契約された際、実際の仕事を担うか、その契約の後にさらに他者に仕事を依頼するかである。
請負とは一方が仕事の完成を約束し、もう一方がその仕事の成果の対価として報酬を支払うという契約を指す。つまり両者の合意のもと契約が成立した状態を表す。
下請けとは請負のさらに下の請負を指す。仕事を請け負った請負者が下請けに仕事の一部を委託する事により仕事を完成させる契約である。ともに何らかの仕事を請け負う事を指すが違いは元の注文者との契約を行っているか、さらに下に依頼するかである。現実では下請けは専門職である場合が多く、仕事の一部を任され元の注文者が提示する報酬よりもさらに低くなる傾向にある。