失禁と尿漏れの違い

失禁と尿漏れの違い

失禁と尿漏れの違い

- 概要 -

失禁とは何らかの拍子で思わず小便が漏れる現象を指す。尿漏れとは妊娠した女性の多くに起こり、子宮が膀胱を圧迫する事による腹圧性尿失禁を指す。

- 詳しい解説 -

失禁と尿漏れの違いは主な対象者である。

失禁とは何らかの行動によって思わず小便が漏れてしまう事を指す。失禁は尿失禁とも呼び、咳やくしゃみなどの反動で起こる腹圧性尿失禁、強い尿意を感じた時に起こる切迫性尿失禁、以上の2種の症状が同時に起こる混合性尿失禁、尿が出づらくなり溢れる溢流性尿失禁、認知症や排泄行為が認識できない時におこる機能性尿失禁の5種の型が存在する。

尿漏れとは失禁の別名であるが、主に女性の腹圧性尿失禁を指す。妊娠した女性の多くが経験する事でもあり、大きくなった子宮が膀胱を圧迫して起こる。両者は尿を漏らすという共通点があるが尿漏れは主に40代以上の女性の腹圧性尿失禁を指す。類似語でおねしょがあるがこれも失禁の一つであり、主に子供を対象とした就寝時の失禁である。