諮問と審議の違い

諮問と審議の違い

諮問と審議の違い

- 概要 -

諮問とはある問題において専門分野で活躍する人を招き、意見を聴取することを指す。審議とはある問題を議会で取り上げ、提案者が質問を受け、応答することを指す。

- 詳しい解説 -

諮問と審議の違いは専門家に意見を聞くか、議題を慎重に決めるかである。

諮問とはある問題について有識者に対し意見を聞くことである。諮という漢字ははかるとも読み問題を取り上げその意見及び答えを答申として提出することを指す。ある問題に関する専門家からの意見を聞く事を目的とする。そのため素人では判断しがたい問題を解決する道筋を作ることが可能となる。

審議とはある問題について議会において質疑や討論を経て決定することを指す。行政的な面を持ち提案された議案を議題とし、提案者が受けた質疑に対し応答する。質疑終了後、さらに常任委員会にて審査され採決される流れがある。両者は慎重な話し合いである問題を解決へと導く点を共通とする。