- 概要 -
宗教団体とはある宗教の下に多くの人数で構成された団体全般を指す。宗教法人とは宗教法人法で定められた宗教団体である。
- 詳しい解説 -
宗教団体と宗教法人の違いは宗教団体である点は共通しているが、その中で法人化しているかどうかである。
宗教団体とはある宗教の下に多くの人数で構成された団体を指す。規定はなく保護される事もない。日本国憲法における信教の自由に基づき多彩な宗教団体が存在する。法人化していない宗教団体は宗教法人に比べ財産や課税の面で不利であるが、法人化には条件がある。
宗教法人とは宗教法人法で定められた宗教団体である。教化育成のために礼拝施設を備えている事を条件とする。単位宗教法人と宗派などで多くの宗教法人をまとめる包括宗教法人、その傘下である被包括宗教法人が存在する。必ず登記する際に3人以上の責任役員やその内の一人を代表役員として出さなければならない。