教派と宗派の違い

教派と宗派の違い

教派と宗派の違い

- 概要 -

教派とは宗教の中でも教会を拠点とするキリスト教か、神社神道の中でも出雲大社教、大本教などの独自の民間信仰を宗教化したものを指す。宗派とは仏教における流派である。真言宗や浄土宗などを指す。

- 詳しい解説 -

教派と宗派の違いはキリスト教と神社神道における流派か、仏教における流派かである。

教派とは宗教の中でも教会を拠点とするキリスト教か、神社神道の中でも出雲大社教、大本教、御嶽教、黒住教、金光教などの独自の民間信仰を宗教化したものを指す。キリスト教の教派はローマ・カトリック教会やプロテスタントに代表される西方教会と正教会やアッシリア東方教会などの東方教会が存在する。

教派は同じキリスト教及び神社神道において共通理念はあるものの、考え方などの違いがみられる事から発生した宗教的な教化を目的とした流派である。宗派とは仏教における流派である。真言宗や浄土宗、浄土真宗、曹洞宗、日蓮宗などを指す。広く含めて仏教と一括されがちであるが、それぞれの開基のいわれや教義が異なっている。また葬儀や墓も異なるため一括で祀る事は本来的に勧められない事である。