昇格と昇任の違い

昇格と昇任の違い

昇格と昇任の違い

- 概要 -

昇格とは職能資格制度において判断された個人の等級が上がる事を指す。昇任とは今の役職よりも上の役職に任命される事を指す。

- 詳しい解説 -

昇格と昇任の違いは個人や団体の地位が上がるか個人の役職が上がるかである。

昇格とは決められた枠から枠への向上を指す。例えばサークルから部へ、2段から3段へといったように大きな枠を意図する。社内において職能資格制度によって自分の能力を等級で表される事である。

昇任とは今の役職よりも上の役職に任命される事を指す。昇格よりも個人的な役職の向上を意図する。昇任には試験や研修などが伴い、合格すると役職や給料などが上がる。昇格と昇任は連動せず昇格をしたら自動的に昇進した事にはならない。昇任は役職が関わるため昇任試験に合格出来ないままでいると、任命された仕事内容は同じままである。昇格や昇任祝いには踏みつけるか下に敷く物である靴や靴下、下着といった贈り物は縁起が悪いため、避ける。