証券と証書の違い

証券と証書の違い

証券と証書の違い

- 概要 -

証券とは一つの事柄についての証明である。証書とはある事柄に関わる法律上の全ての権利についての証明である。

- 詳しい解説 -

証券と証書の違いは何らかの証明である点を共通とするが、証券は一つの事柄についての証明であり証書はある事柄に関わる法律上の全ての権利についての証明である。

証券とは証拠証券、有価証券、免責証券の3種が存在する。証拠証券は権利を証明する文書や書面であり、受領証などがそれに当たる。有価証券は国債や株券など多くの種類の証券がみられる。免責証券とは債務者が証券の所持者に重大な過失がなく、弁済した場合に債務の責任から免れる証券を指す。手荷物の預かり証などがそれに当たる。

証書とは何らかの物事の事実を示す文書である。例えば合格証書もそれに当たる。また離婚においても、離婚公正証書を作成する事により養育費や財産分与、慰謝料などの大きな部分の証明となる。