称すると賞するの違い

称すると賞するの違い

称すると賞するの違い

- 概要 -

称するとは相手の健闘を見て、感動し、褒める事である。賞するとは何らかの功績を称え、その証として記念品を贈呈する事を表している。

- 詳しい解説 -

称すると賞するの違いは相手の功績を言葉で褒め称えるか、対象の功績を称えるために記念品贈呈の形をとるかである。

称するとは称えるともいう。相手の健闘を見て感動し、褒める事である。称するという言葉は自身が相手に向かい何らかの労いの気持ちを込めた事を意味する。例えば試合の健闘を称する場合、勝ち負けではなくその過程を評価したところ、頑張りを褒める点が特徴である。

賞するとは元々、盆栽や景色など花鳥風月の趣深い物を観て、その対象物に対し心が動かされ、褒める言葉を投げ掛ける事を表す。称するとは異なり自身が鑑賞した対象を愛でる事である。賞する対象の特徴は主に自然物である。転じて賞するという言葉は、何らかの功績を称えその証として記念品を贈呈する事を表している。