杉とヒノキの違い

杉とヒノキの違い

杉とヒノキの違い

- 概要 -

杉とは水分を含みやすく、燃えやすい植物である。ヒノキとは乾燥性が高く、耐久性や保存性に優れた植物である。

- 詳しい解説 -

杉とヒノキの違いは水分を含みやすいかどうかである。

杉とはヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑新緑樹である。以前はスギ科が存在したが、DNAを調べた結果、別物である事が判明した。戦後荒れた山の再生のために杉が好まれ多く植樹された。30年から40年ほど経てば柱に使えるほど立派に成長する。材質の特徴は柔らかく軽い点と水分を含みやすい点が指摘できる。また燃やすために杉の葉を使うとよく燃える。

ヒノキとはヒノキ科ヒノキ属の針葉樹である。杉との見分け方は切り口の中心が赤いか白いか、葉が細いか平たいかである。ヒノキは耐久性が高く長年の保存に適しており、まな板や風呂桶などの生活道具や神社仏閣などの建築用材にも大変優れている。また香り高く癒し効果や消臭効果、抗カビ性、抗菌作用を持つ。