- 概要 -
住居とは法律に則った用語であり、労働者が日常生活を送る家屋などの場所を指す。住まいとは住まうという動詞を名詞化した暮らしそのものを指す。
- 詳しい解説 -
住居と住まいの違いは法律用語として定められた滞在する場所を表すか、滞在場所だけでなく生活様式そのものも含む表現かである。
住居とは法律に則った用語を指す。労働者が日常生活を送る家屋などの場所である。家族を置いて別の場所から就業現場に向かう時も、労働者が日々住んでいる場所を住居と定義付けられている。一時的に滞在している場合も住居と見做される。住居表示により番地だけでなく何丁目の何番地の何号かという、より詳細なデータを提示する事が出来る。
住まいとは住まうという動詞を名詞化した表現を指す。住んでいる中の暮らしに焦点が当てられており住まい続けるために繰り返してきた知恵がそこにある。住まいは単なる住む場所ではなく、住む人々が織り成してきた脈々と続く生活様式を表している。