堆肥と腐葉土の違い

堆肥と腐葉土の違い

堆肥と腐葉土の違い

- 概要 -

堆肥とは土に栄養を送り込むための肥料の一つを指す。腐葉土とは落ち葉を腐らせて作った簡単な堆肥を指す。

- 詳しい解説 -

堆肥と腐葉土の違いは土質の改善のために土に混ぜる栄養分か、そのうち落ち葉のみで作られた植物性肥料かである。

堆肥とは土に栄養を送り込むための肥料の一つである。肥とは糞を表し、落ち葉や動物の糞が微生物によって分解された物を指す。昭和30年代頃に衛生環境が整えられるまでは、ぼっとん式便所に溜めた糞尿を畑に設けた肥溜めに入れて置き、発酵させた物を畑に撒いた。これを土に加える事で水はけを良くする。鶏糞などの動物性堆肥は過多によって土地の急激な発酵を促し、むしろ土を悪くしてしまう。落ち葉や木のチップ、もみ殻などの植物性堆肥もある。動物性と植物性とをバランス良く配合する事で土質が安定する。

腐葉土とは落ち葉の堆肥を指す。落ち葉のみのため栄養度は低いが土の多少の改善や防寒作用がある。簡単に作ることが出来る。